天神橋筋3丁目 江戸時代から160年近くも続く老舗 「御菓子司 薫々堂(くんくんどう)」とは!?

街ブラ(天神橋筋商店街)

2022年11月29日 13:23

御菓子司 薫々堂(くんくんどう)はどこにあるの


薫々堂さんは天神橋筋3丁目の真朱エリアにあります。




真朱エリア???



天神橋三丁目は頭上に日本の古来の伝統色の鳥居のオブジェがあります。
南側から真朱(しんしゅ)・桔梗(ききょう)・浅葱(あさぎ)・萌葱(もえぎ)とたくさんの鳥居がアーケードに浮かんでいます。



薫々堂さんは、その真朱の鳥居があるエリアにあたるので、
南森町からも徒歩5分ほどの位置にあります。

いつからやってるお店なの


なんと江戸時代から160年近くも続く老舗。



大阪天満宮戎門前で商っておられたのが戦争で店舗が焼け、
今の場所に移って来られたんだそうです。



このあたりの幼稚園・小中学校の入学式・卒業式等お祝いの席では
薫々堂さんの上用饅頭をいただく事も多く、
薫々堂さんはこの辺りでは誰もが知ってる有名なお饅頭屋さんです。

何を売ってるの?人気商品は?


桜餅・柏餅・うぐいす餅・よもぎ餅・三色だんご・水無月・水ようかん・
葛餅・わらび餅・おはぎ・栗饅頭・・・・季節ごとに美味しいお菓子がいつも並んでいます。

特に人気の「いちご大福」ですが、
いちごだけでなく「マスカット大福」「桃大福」「パイン大福」「栗大福」「黒ごま大福」等など
季節によって様々な大福を楽しむことができます。
ちなみに私は「青梅大福」が大好きです。




また「浪花津(なにわづ)」は120年以上前にできた伝統の御菓子。
今も職人さんの手作業によって作り続けている
一度に柚子・味噌・生姜の3つの味が楽しめるおせんべいです。
100年以上愛され続けている味「大阪産名品」にも選ばれています。


上方落語のファンであるご主人が、上方落語の噺にちなんだお菓子も手掛けられていて、
今までに「ちりとてちん」「動物園」「高津の富」「饅頭こわい」「千両蜜柑」等を
イメージしたお菓子を売り出しておられます。



伝統の味・慣れ親しんだいつもの味だけでなく、
常に新しいことにも挑戦し続けておられるステキなお店です。

日本は近頃、季節をなかなか感じることが減ってきているが、
御菓子で四季を感じていただけたら・・・と
薫々堂のご主人、林さんは語っておられました。



林さんも子供のころからこの天神橋筋商店街で育ち、商い、
商店街の役員などもされています。

今後、オオサカジン「天神橋筋商店街」を盛り上げるメンバーの
1人としても活躍していただきます。

店舗概要


営業時間:9時半~19:00
定休日:火曜日
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27014985/
大阪市北区天神橋3-2-27
最寄り駅:南森町駅5番出口より徒歩約5分




今回の投稿者:天満天神MAIDO屋 赤尾江里子



天神橋筋商店街2丁目にある『天満天神MAIDO屋』女将 赤尾です。
日本一長い大阪天神橋筋商店街で昭和21年創業「トロフィーのNS」と大阪中からええもんを集めたセレクトショップ「天満天神MAIDO屋」をやっています。歌うことが好きで、「三線」ライブやれるよう練習中です♪

「トロフィーのNS」
http://www.enuesu.co.jp/

「天満天神MAIDO屋」
http://www.maidoya.jp/
https://www.facebook.com/tenmatenjin.maidoya/

住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-23





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