まいど、なにわのおかみ石井仁美です。
さあ、天神祭りももうすぐ。大阪天満宮では、太鼓の練習が始まりました。つづいて獅子舞や傘踊りの稽古も始まります。
なにわの暑さを吹き飛ばす祭り人たちのエネルギーは無限大。
そんな中、子供たちのお楽しみと言えば まばゆいライトの屋台。おもちゃやゲーム、歩きながら食べられる屋台グルメなどなど。浴衣にうちわ、夏の風物詩が目白押し。
今回私がご紹介するのは「私の好きな食べ歩き屋台ランキング」。
なにわのおかみ!おすすめ食べ歩き屋台ランキング ベスト5
第五位 イカ焼き
全国にイカ焼きはありますが、「いかの姿焼き」ではありません。
粉もん文化の大阪では、うすーいお好み焼ダネの中に細切りのイカを混ぜ込み、鉄板で上下からぎゅうぎゅうに押し付けます。すると、ぺったんこのイカ焼きが出来上がります。これにお好みソースをかけて、紙でくるんで渡してくれるところもあります。ハフハフしながら、ソースをたらさないように食べるのが大変です。
第四位 りんご飴
どんだけ赤いね~~んというくらいの真っ赤な食紅で飴コーティングされたりんご。こどもは、かぶりついても歯が立たへんくらいにカッチカチです。やっとかじれたと思ったら、飴のとがったところが上あごに刺さります。それでもやめられへん。食べ終わったときには口の周りも浴衣も赤く染まってます。それでも食べたいんやねーー。今ではいちごあめもあるので、「大人」になった今はそちらのほうが好きです。
第三位 はし巻き
うすーーいお好み焼を割り箸ではさんでくるくる巻いた「はし巻き」。これは、片手でたべられるので食べ歩きにはぴったり。これもやはりお好みソース味。この方法考えた人、かしこいわ。
第二位 ベビーカステラ
ちょっとテカッてるかわいい楕円形で一口サイズのカステラ。食べ歩きにもってこい。ほのかに甘いのが特徴。いくらでも食べられる。焼きたては周りがちょっとサクッとして、冷めてもおいしい
第一位 東京コロッケ
なんで大阪やのに東京やねん!のお叱りもあろうかと思いますが、、。
実は東京コロッケなるものは、東京には存在しないと知ったのは、大人になってからでした。
ビー玉くらいの小さいじゃがいものコロッケを串に自分で刺してバットになみなみと注がれたウスターソースにジャボンとつけて食べます。(もちろん一度付けは鉄則)。
昔はパチンコ台が置いてあって、代金を支払うとパチンコ玉をくれます。それで球をはじいて入った場所によってさせる数が決まる。もちろん真ん中のチューリップが一番多い。たった2~3個の違いでしたが、子供のころは真剣でした。串に刺すのがへたくそやと、コロッケが崩れます。そんなときはおばちゃんがおまけしてくれたのが嬉しかったです。最近ではパチンコ台はなくなったようですが、たまに東京コロッケののぼりを見ると必ず買います。
さて、いかがでしたか?
こうしてみると、やはりソース味は鉄板ですね。
屋台の定番、たこ焼き、焼きそばがランキングに入っていないのは、大阪ではいつも家で食べてるから別に屋台では食べへんのです。
私の個人的(郷愁も含む)ランキングなので、異論もありましょうが、ご容赦ください。
夏本番、全国でお祭りが復活しています。そぞろ歩きにぜひ天神祭りにもお越しください。
今回の投稿者:石井ひとみ
祖母は一銭洋食を梅田で始め、独立して1963年に天神橋筋2丁目で「串焼きの店・一富士」を父が開業。1985年に夫と共に3代目として受け継ぎ、現在は甥が4代目としてお店を運営中。
少し時間ができたこともあって、様々な資格を取得。現在はそれを生かしつつ、人生を楽しんでいます。
▼現在の資格
外出支援専門員(旅行に不自由な人に付き添います)
介護職員初任者研修終了(旅行先の介護をします)
国内旅程管理主任者(旅行での時間管理をします)
英語観光通訳
英語検定2級 ハングル検定3級
アロマテラピー検定1級
日本トラベルヘルパー協会 インストラクター
居酒屋おかみ歴32年 現在は引退
車椅子介助歴35年
介助犬飼育10年
結婚式介添え人